「海外に長期で行くことになったけど、日本側の手続きって何が必要なの?」
そんな疑問に答えるべく、出発前に済ませておくべき日本での手続きをまるっとまとめました!
ワーホリや移住、留学など、3ヶ月以上の海外滞在を予定している人は要チェック。
あとで「やっとけばよかった…」と後悔しないよう、この記事で一緒に準備していきましょう!
✅ 1. 海外転出届(住民票の手続き)
◾ 何をするの?
出発の14日前から、住民票のある市区町村役所で「海外転出届」を提出します。
これを出すと、日本の住民票から抜けて「非居住者」扱いになります。
◾ 何のために出すの?
- 住民税・国民健康保険の支払い義務がなくなる(住民票があると請求される)
- 海外滞在中の日本での税金トラブルを防げる
◾ 必要なもの
- 本人確認書類(マイナンバーカード、パスポートなど)
- 転出届(窓口で書ける)
📌 注意点:帰国後には「転入届」を出して、住民票を戻す必要あり!
✅ 2. 国民年金の扱い
◾ 基本は「任意加入」になる
海外転出届を出すと、国民年金は「任意加入」扱いになります。
払いたい人は自分で手続きして継続可能。
◾ 続けるべきか?
- 将来の年金額を減らしたくない人 → 継続がオススメ
- 短期の滞在 or 現地の年金に加入予定 → 一時停止もアリ
📌 任意加入したい人は、年金事務所で「海外任意加入の手続き」が必要。
✅ 3. 国民健康保険の脱退(または継続)
海外転出届を出すと、基本的に国民健康保険は自動的に脱退になります。
つまり、日本の病院には「実費(10割負担)」でかかることになってしまいます。
◾ 帰国時の医療リスクが不安?
- 短期の一時帰国がある場合は、民間の海外旅行保険でカバーを!
- 高額治療が心配な人は、国民健康保険に残る方法(裏ワザ)も存在しますが、役所によって対応が異なります。
✅ 4. 税金(住民税・所得税)
◾ 住民税
- その年の1月1日に日本に住民票がある場合、住民税が1年分かかる
- つまり、年の途中に出国しても、1月1日時点で日本にいれば1年分発生!
◾ 所得税(確定申告)
- 退職金・副業収入などがある人は、翌年の確定申告を日本で行う必要あり
- 出国前に「納税管理人(代理人)」を立てると、海外からも申告可能
📌 会社を辞めて出国する人は、源泉徴収票をもらうのを忘れずに!
✅ 5. 銀行・クレジットカードの準備
◾ 銀行口座は残せる?
→ 基本的にOK。海外転出しても日本の銀行口座は維持可能。
ただし、長期間放置してログインできないと凍結の可能性もあるので注意。
◾ クレカは持っておくべき?
→ 必須レベル!海外生活では国際ブランド付きカード(Visa・Mastercard)が必須。
おすすめ:
- 楽天カード(年会費無料&海外旅行保険つき)
- セゾンカード(海外キャッシング向け)
📌 出国前に「ネットバンキングのログインID」「カード利用上限」「有効期限」を確認しておきましょう。
✅ 6. 携帯・SIMの解約 or 継続
◾ 日本のキャリアはどうする?
- 大手キャリア(docomo, au, SoftBank):海外利用には不向き&高額
- 格安SIM(楽天モバイルなど):短期帰国で一時的に再開したいなら解約しないのもあり。
📌 長期滞在者は、eSIMや現地SIM+Wi-Fi環境でOK!
✅ 7. 郵便物の対応(転送 or 信頼できる人に)
海外にいると、日本に届く重要な郵便物を見られないのが地味に不便です。
以下のどちらかで対応しましょう:
- 信頼できる家族 or 友人の住所に転送(転送届を郵便局で出す)
- スキャン&メール転送してくれる「郵便物管理サービス」もある(有料)
✅ 8. 海外旅行保険の加入
最後に忘れがちだけど大事なこと!
クレカ付帯だけではカバーしきれないケースが多いため、長期なら有料保険を検討すべきです。
◾ チェックポイント
- 医療費の上限金額(500万~1,000万円が目安)
- キャッシュレス診療ができるか?
- 携行品補償、賠償責任補償はある?
📌 滞在目的に合った保険を選びましょう!
(例:ワーホリ用、留学用、ノマド用など)
📝 まとめ
出国前に済ませておくべき日本の手続きは意外と多いです…!
✅ 海外転出届
✅ 年金・保険・税金関連の処理
✅ 銀行・クレカ・携帯の確認
✅ 郵便物や保険の対応
これらをしっかり押さえておけば、海外生活を安心してスタートできます!
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